僕は平成30年度いっぱいで、中学校教員を辞めました。
辞めたてホヤホヤです。
いろんなことがありました。大きな事件が起きたわけではありません。
生徒も比較的落ち着いていたと思います。もちろん、最近世間を騒がせているセクハラや体罰などでも決して、ありません笑
ではなぜ、僕は教員を辞めたのか。
今の自分を後で振り返るために、現場のことや、僕が考えたことを書いてみようと思います。
僕が教員を辞めた理由は、たぶん1つ
「何のために働いてるのか」
そこがうまく納得いかんかったんかなぁと思ってます。
要するに、職業選択の時点でミスってたということ。
本当に深く自己分析と職業の分析、仕事に求めることを整理してれば、教員を選んでなかったんちゃうかという、目を背けたくなる現実…。
「何のために働くのか」
答えはたぶん「生徒のため」以外にはありません。
当たり前のことで、言葉ではわかってること。採用試験でも言いました。
「生徒に寄り添い、成長を支えられる教師になりたい」と。
でも、その言葉の本当の意味をわかってはいなかったのだと思います。
今、教員を目指す方がもし読まれてたら、「生徒のために働く」ということの意味は理解できていますか?
僕のように生半可な気持ちで先生になると、きっと生徒も保護者も、そして自分も幸せにはなれない。
教育実習は幻想です。
現実を見て、考えて、それでも頑張りたいと思えるのであれば、本当にすばらしい教師になれる人です。ぜひ頑張ってほしい。
僕は教師という仕事を尊敬しています。
本当にすごい、尊敬すべき、カッコいい、生徒を伸ばす先生とたくさん出会いました。教師は優遇されてるとか、守られてるとか…未だにちょくちょく聞きますが、本気でやってる教師はいつでも死に物狂いです。
ほんまにすごい先生は、確かにいます。
ただ、僕はそうはなりたいというモチベーションを持てなかったのです。
僕は5年間、手を抜いたつもりはありませんが、このまま働いてたら、たぶん手を抜くようになっていたと思います。
だからこそ、辞めました。
一番悲惨なのは、モチベーションの低い人が先生になり、辞めるに辞めれず、もしくは辞めるという選択肢を持つことなく、だらだらと怠慢な働き方をして、税金から給料をもらい続け、周りの先生や、生徒たちに迷惑をかけまくり、自分はそのことに気がつかず、定年を迎えることだと思います。
自分のキャリアについて考えるって大事です
そんな甘ちゃんの僕の話。
ちょいちょい書いていきます。